気象・季節・節句・節気・候

蟋蟀在戸

この2週間ほどは、二十四節気では寒露ですが、二十四節気をさらに3分割した七十二候がありますね。今日から5日間は、第51候の「蟋蟀在戸」。 先人は、このようにこまやかに、季節を感じていたのですね。 二十四節気は、天文、といっても、太陽の位置およ…

シュウメイギク & 碌山美術館の思い出

シュウメイギク(秋明菊)は、名前は菊になっていますが、春に咲くラナンキュラスと同じキンポウゲ属の植物だそうですね。 鉢植えで育てていますが、花が咲く季節ながら、今年は、まだ小さな蕾は残っているものの、株が弱っていて、あまり期待はできません。 …

秋彼岸

昨日は、一日中、雨で、秋分の日、彼岸の中日の気分にはなりませんでしたが、今日は、晴れました。でも、まだ、真っ青な秋の空ではありません。 お墓参りは、失礼して、スーパーへ買い物に行くので、おはぎでも買ってきて、仏壇に供えます。 わが家は、先祖…

七夕

今日は七夕。 庭で笹が、見上げるほど伸びていますが、七夕飾りはせず。 笹は、畑を立ち退くときに、記念に掘り起こしてきて、蔓延ると困るので、ずっと鉢植えです。 桿が紫黒色のクロチクも数本。 そして、干支でひと回りほど昔、(病んでいた)妻が見えるよ…

腐草為蛍

時季を失してしまいましたが、6月11日~15日ごろは、第26候「腐草為蛍」でしたね。 ときどき、紅茶を求めるLUPICIAから送られてくるダイレクトメールの中にサンプルとして入っているTEA BAGのひとつにこの絵柄がありました。 かつて、といっても、東…

梅雨入り

関東甲信地方も昨日から梅雨入りとのこと。 梅雨入り前から素人でもわかる梅雨空でしたけれどね・・・ 庭先では、かつて、バラの親木が弱ってきたので、枝先を挿し木して2年。ようやく初花が咲きました。その名も「プリンセスミチコ」 その後ろの紫の花は、…

水無月早々の豪雨

水無月(水の月・水月)早々に1日半で、1か月分以上も降ったような・・・ 昨日未明に市の防災行政無線のスピーカーの音で2度も目が覚めました。 市内には5つもの一級河川や農業用水路が縦横に(2か所は、川の下に川を潜らせた伏越もあり)流れています。 一…

新茶

昨日、シネマのあとは、散髪をして、スーパーで買物をして帰りましたが、そのとき、新茶を見つけました。 今年の八十八夜は、5月2日だったそうですが、温かい地方では、八十八夜を待たずに茶摘みがされているようで、これは、お~いお茶の伊藤園の商品でし…

北の丸公園と銀座へ その1

昨日のみどりの日は、千代田区・北の丸公園の一画にある東京国立近代美術館へ行き、帰りには、銀座で、夜の帳が下りても華やかな19時頃まで徘徊してきました。 出かけるとき、当市のコミュニティセンターのレンガ塀のツタが、目には青葉で、美しかったので…

皐月

今朝は、もう五月か~という思いで、カレンダーをめくったことでした。 この絵は、雛祭りの少し前でしたが、人形の街、岩槻まで孫Ⅱの名前旗を注文に行った折りに求めた端午の節句のお祝いポストカードの絵柄です。孫Ⅰにあげました。 それから、いつも撮って…

初節句のお祝い

早いもので、卯月も今日は晦日。 端午の節句の日を待たずに、孫Ⅱ(8か月)の初節句のお祝いをしました。 お兄ちゃんからのお譲りの祝い着で、「手前生国と発しますところ、武蔵野の国の◯◯にござんす」てな感じ。 将来は噺家かな? 名前旗だけふたつ持参。 正…

今日の一日

昨日掲載した天空の花壇の写真を見ていて、隙間があるのに気づいたので、夕刻、残っていた10数株のビオラを補植してきました。 チャリだったので、向こう側にあるホームセンターへ・・・ 販売が再開されていたホテイアオイ5株と、これまで育てたことがな…

この季節の思い出の花々

身近なところでは、まもなく開催される埼玉・川口市安行の「一輪草まつり」。 でも、10数年前に盗掘されて以来、再び、元に戻ることはなさそう・・・ ニリンソウは、比較的、丈夫なようで、鉢植えでもよく育ちますが、イチリンソウは気難しそう・・・ 何枚…

春爛漫の春分の日

といっても、朝から曇天のため墓参は明日以降にでも・・・ 春の朝(あした)時は春、日は朝、朝は七時、片岡に露みちて、揚雲雀なのりいで、蝸牛枝に這ひ、神、そらに知ろしめす。すべて世は事も無し。 ブラウニング 訳:上田敏 以下、わが家の小さな庭の春で…

春宵一刻値千金 & ワームムーン

今宵は満月。そして、昨日から啓蟄の節気で、冬籠りの虫が這い出るときと感ずるのは、日本や中国だけでなく、英語圏では、今夜の月はワームムーン(Worm Moon)と呼ぶそうな。 全国的に、晴れの予報で、当地も快晴なので、観ることができそうです。月見で一杯…

桃の節句

今日は、桃の節句ということで桃の花の話。 当地は、かつては、桃の一大産地だったようで、数十年前までは、桃の木をよく見かけたものですが、いまは、知っている限り、実桃、花桃が植えられている畑は、2、3か所です。 古来、江戸・東京から桃の花見に訪…

人形のまち、岩槻まで

如月の晦日。なんと、四月並みの気温でした。陽気に誘われて、出かけた先は、人形のまち岩槻(さいたま市岩槻区)。人形店が並んでいますが、老舗の東玉へ。 孫Ⅱの(端午の)初節句にと、名前旗を注文してきました。 これは、サンプルです。高さ45cm。 孫Ⅰの…

三寒四温

快晴の寒い一日でした。 人生も三寒四温。 不幸と幸福、不運と幸運も、足せば、プラスであるといいですね。 今日の夕刻は、寒いので筋トレはやめて、近所をふた周り。 白梅が咲いているお宅もあり、オキザリス「桃の輝き」が繁茂して、開花している家もあり…

朝の雪

当地は、この冬(暦の上では春ですけれど)、初めての雪が降りました。朝9時頃からお昼にかけて、細雪から綿雪へと変わり、数cm積もりました。 芽を出している植木鉢のチューリップ、クロッカス、バラの新芽や桜の蕾も寒そう・・・ 梅は、「雪に耐え梅花麗し…

立春

立春の 庭に捨てられ 鬼の面 原コウ子 春告草(=梅の別称)は、咲いたのもあり、まだ蕾の木もあり・・・ 放春花(=木瓜(ボケ)、草木瓜の別称)は、早春から初夏にかけて咲き、まだ皆、蕾です。 なお、木瓜は中国が原産地で、草木瓜は日本自生種だそうです。 草…

如月

あらたまの年といっていたのに、いつの間にか、ひと月過ぎましたね。 日脚が伸び、気温も10数度へ上がったところで、夕刻、まだ明るい中に、ウォーキングへ。 日脚といえば、東京では、冬至の日は、日の出から日の入りまで9時間45分でした。南中の太陽…

睦月の終わり

睦び(親しくする)の月も終わりぬ。 俳句: 筑紫野は はこべ花咲く 睦月かな 杉田久女 なにごとも なくて睦月の 仕舞ひけり 功雪(しらこばと) 個人的には、さしたることもなく、地球は、超高速で太陽の周りを12分の1周しました。 この歳になると、自分自身…

小寒むのあとは、やはり大寒む

小寒むのあとは、やはり大寒むですね。 それでも、いつものように夕刻、筋トレウォーキング。 あとでニュースを見ると、隣の市では雪が舞ったとのこと。 英語を習いたての頃・・・ ”You might think(ゆうまいと思えど) today's some fish(今日のさむさかな).…

春のきざし?

梅の花を掲載されているブログも多くなりつつありますね。 わが家の梅は、まさに、梅一輪です。道知辺という品種です。 お隣さんと半分ずつ交換したクリスマスローズの白花は少しずつ咲き始めて、今日は、いつもより上向きに咲いていました。 桜は、いずれも…

お年玉切手

今年は、お年賀を失礼しましたので、わずか4通しかいただかなかった年賀状なのに、なんと、お年玉切手が当たりました~ 長いこと、妻ともども切手収集が趣味だったので、年神様が運を与えてくれたのかも。 今日は、弟たち(ひとりは、明日、満年齢の喜寿)か…

小正月

在りし日は、今日が、成人の日でもありましたね。 小正月ならば、小豆がゆというわけで・・・ ネットで探すと、一番に、料理研究家の土井善晴氏のレシピが見つかりました。材料の小豆も餅も師走からのものが残っていました。 量は4人分で、多いかな、2日分…

寒の雨

寒の入り8日目の寒の雨。9日目なら、寒九の雨というそうな・・・ 雨音もしないくらいの雨です。冬が適期の、鉢植えの桜やバラの植え替えをぼちぼちしていたのですが、今日はお休み。 そんな中で、寒の入りとともに咲き始めた素心ロウバイがいま満開です。 …

松の内も今日まで

地域によって差異があるようですが、関東や、ふるさと九州では7日までのようです。 というわけで、今朝は七草粥にしました。独り身で、一合の粥で具だくさんなので、今夜の分までまだあります。 七草は、いつものように、神奈川県でも温暖な三浦半島の、三…

寒の入り

今日から小寒。2週間後には大寒。でも、それを越せば、暦の上では、立春、ですね。 まさに、雪に耐え梅花麗し 霜を経て楓葉丹し・・・ですね。近所で親しくしていた古老が遺してくれた書です。西郷隆盛の漢詩の一節です。 隣市のそうか公園で、池に氷が張っ…

元日 & 平和

卯年もまたよろしくお願い申し上げます。 皆さまのご健康とご多幸を祈念いたします キリスト教徒のご挨拶で、✞ 主の平和(神から与えられる平和、神の国にある平和)。 コロナとの戦いも、ウクライナの戦争も終結することを心より願います。 関東は、例年どお…