シュウメイギク & 碌山美術館の思い出

シュウメイギク(秋明菊)は、名前は菊になっていますが、春に咲くラナンキュラスと同じキンポウゲ属の植物だそうですね。
 
鉢植えで育てていますが、花が咲く季節ながら、今年は、まだ小さな蕾は残っているものの、株が弱っていて、あまり期待はできません。
暑い夏に、水やりを忘れたりして、土が乾燥して萎れたりしたのが原因かと反省。それに、半日蔭でないと、葉焼けをして弱るのだそうですね。植え替えは、10月いっぱいだったら大丈夫そうなので、急いで、植え替えます。
そのようなわけで、これは、きれいに咲いたときの1枚です。
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この花は、信州・安曇野の碌山美術館の周りにたくさん植えられていて、訪ねたのはいまの季節、10月10日で、ちょうど開花の時季で、楚々として美しい花だったので、同じ一重の白花の株を求めたのでした。

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荻原碌山(本名:守衛 30歳にて夭逝(ようせい))の代表的な作品、””です。碌山は、新宿・中村屋の創業者と同じく安曇野出身で、東京在住の頃は、中村屋にお世話になっていたそうです。
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俳句: 
 
これよりは 秋明菊を 思ひ出に 桂信子
 
居待月 秋明菊の 花明り 功雪(しらこばと)
 
今日の名言:
 
自然はその美を各人の掴(つか)み取りに任してゐる。手の大なる人は多く取り、小なる人は少なく取る。  碌山の親友戸張孤雁(彫刻家) 碌山美術館入口に刻まれていました。