満地球の出 & 案じられる未来

これは、月周回衛星「かぐや」が捉えた、満月の出ならぬ、満地球の出の画像です。
2008年の春の満地球です。
はてさて、この美しい地球の未来は?
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かぐやの打ち上げは、H-IIAロケット13号機でした。
しらこばとは、独立起業して8年、2000年前後でしたが、H-IIAロケット第1号機の、機体内部の温度・圧力・流量ほかの諸々のデータを総合指令棟へ送信する信号系統の仕事を、孫受けか、ひ孫受けで受注して仕事をしました。以来、打ち上げのたびに、胸がときめくではなく、はらはらしたものです。
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6号機で、1度だけ打ち上げに失敗しましたが、現在まで42勝1敗は世界に冠たる成功率です。
 
今夜は、そんなことよりも・・・
この美しい地球には、哺乳類で最多の、まもなく80億のホモサピエンスがいて・・・ いまはまさに、史上でもっとも悲しむべき現実ばかり・・・
 
1.化石燃料を使い放題で、いまや、産業革命以来、この地球は1.5℃ほども温暖化。
もっとも、過去にも、自然のサイクルで、埼玉県なら、中央部まで海だったということですけれど・・・
さらに、縄文海進によって、栃木県の渡良瀬遊水地のあたりまで広がり、奥東京湾が形成されていたという説もあります。
いまから、わずか8000~5000年前の頃のこと。埼玉県内では貝塚の遺跡が物語っています。
東京は? 海に浮かぶ島がいくつかあったのかな~
 
2.いまなお、絶えることのない戦争
 
3.天(自然)は、新型コロナウイルスでお灸をすえている昨今。
 
4.権力維持のための権力者の横暴。日本はノータリンがまだ居座るという・・・
 
20世紀中に4倍にも増えたこのホモサピエンスも、遠からず、数十年後には減少に転じるそうです。自然減ならば、地球のためには減ったほうがいいとは思いますが・・・
 
日本も例外ではなく、第一次ベビーブーム、年に200万人強、その世代の子どもの第二次ベビーブームが200万人弱に対して、2021年の出生数は前年比▲7.5%の78万人の予想です。
一方、造るだけ造ったインフラの将来は? まだ懲りずに、リニア新幹線。東京ー大阪間が1、2時間早く到着するのに、どれだけのメリットがあるのか。それには、犠牲が大きすぎます。リニア新幹線は、ひと度、大地震に遭えば、大事故。それも、トンネルが、大半。それに、すごい電力を必要とします。温暖化対策の大命題があるので、原子力発電所に依存しなくては動かせない。その危険極まる原子力発電所は、風前の灯なれど。
 
秋の夜長の、閑暇に、このようなことに思いを馳せていました。(苦笑)
人間、どこまで愚かなのかと思いつつ、閉めさせていただきます。