世界の人口80億人超え & ホモ・サピエンスはいつまで生存することができるのか?

生物学者・池田清彦氏のありし日の新聞記事のコラムでは、”これまで地球上に存在した生物の99%は絶滅しました。700万年前に誕生した人類は多くの種類がいました。しかし、ほとんどは絶滅し、我々ホモサピエンスは人類最後の一種です。遠からず絶滅するのは自明だと思います と記されていました。
 
人類の祖先は、たびたび、出アフリカをした北京原人、ジャワ原人、ネアンデルタール人(現、われわれホモ・サピエンスと交雑があったかも)、クロマニヨン人らは絶滅して、我々ホモ・サピエンスだけが生き残っています。気候変動も影響したかもしれませんが、大半は、細菌やウイルスで絶滅に追い込まれたのではないかと思います。
人類出現よりもはるかな昔、恐竜は気候変動で絶滅して、その一部が始祖鳥となり、その末裔が、進化して、みなさんが撮影されている野鳥ですね。
 
そのホモ・サピエンスの一部はヨーロッパへ、アジアへ向かった数群は、シベリアからベーリング海峡を渡って、南下して、北アメリカではインディアン、さらに、南下して、一部は、メキシコでは、マヤ文明、その後、南アメリカの南端に至り、インカ帝国を築きましたね。
いま、東京国立博物館では、「古代メキシコ」展が開催されています。そのうち、出かけようと思っています。
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南米最南に至って繁栄していたインカ帝国の滅亡は、わずか数人のスペイン人による侵攻により征服されたとも、彼らが既に到達していたカリブ海沿岸地域からの天然痘の侵入とも考えられているようです。
インカ帝国は、高度な文明国家ながらも、文字をもたなかった民族で、詳しいことは、遺物でわかるだけ。
 
以上は、上野のお山の博物館や展示会で知り、かすかに残っている記憶ゆえ、間違いがあるとは思いますけれど・・・105.png
 
新型コロナウイルスが収束しても、ウイルスは、姿を変えて、何度も、ホモ・サピエンスを襲い、いつの日か、絶滅に追い込むでしょう。それは、地球上の生命の宿命でしょう。でも、それは、いつの日か。
 
そのときは、AI、いや、それ以上の知的ロボットが、仲間を生産して、生き延びているのかも。(笑)
 
追伸: 私たちが、日ごろ食べている野菜の多く、トマト、ジャガイモ、唐辛子、トウモロコシ、サツマイモ、ズッキーニ、ピーマン、カボチャ、インゲン、ピーナッツ、イチゴ、パイナップル、カカオ、アボカドなど、おまけのタバコも南米にたどり着いた民族からもたらせられたということです。(一部、異説もあり)