真っ暗闇 & 宇宙

いまのこの世の中、「右も左も真っ暗闇じゃござんせんか。」
そんな中、雨天が続いていたので、読書三昧でした。
といっても、AmazonのKindleで、「なぜ宇宙は存在するのか (ブルーバックス) (p.280). 講談社. 野村泰紀(カリフォルニア大学バークレー校教授)著をつぶさに読んでいました。
傷だらけの人生 & 宇宙_e0413146_19444381.jpg
マイ・プロフィールの最後の好きな本にも挙げているように、この類の話が大好きなのです。
 
宇宙やアインシュタインの理論なんて無縁とお思いの方が多いと思いますが・・・
たとえば、あなたが、車を運転されていて、カーナビに道案内を頼っておられるとしたら、衛星利用測位システム(GPS)を利用していて、最低4個の衛星、通常、6〜10個程度の衛星からの電波をもとに、道を迷うことなく、われわれは移動しています。
だが、静止衛星というのは、地球の自転に合わせて高速で移動していて、「高速で運動している物体の時計の進みは遅くなる」のです。そのために、アインシュタインの理論による時間が補正されています。この補正がなければ、カーナビが示す位置は、ずれてゆくのです。無用の長物になるのです。
 
追補:GPSの衛星は、高度約2万kmで、重力場の影響が働き、時計の進みは逆に速くなります。重力場の影響のほうが1桁ほど大きいようです。
 
もうしばらく、久しぶりに、「宇宙」に関する文献とにらめっこして暮らそうと思っています。
わかる、わからないは、どうでもいいことです。
これから、死を迎えるまで、数年から、高々20年ですが、好奇心はもち続けて、生きようと思っている、今日、この頃です。
 
しばらく、再び目覚めた、宇宙に関する読書を優先しますので、記事掲載がときどきになりますのであしからず。
 
最後に、この宇宙は、ビッグバンによって生まれたとされています。それは、138億年前の出来事だったそうです。太陽が生まれたのは、46億年前、ほぼ同じ頃に、地球は誕生したのだそうです。
それに比べれば、人生高々百年、なんとも、束の間・・・