ホトトギス(杜鵑草)

ようやく、秋の空が戻ってきました。
延び延びになっていた孫の幼稚園の運動会も今日は開催されているでしょう。いまは、家族の人数制限があり、応援には行けず・・・
 
これから、月1回のクリニックへ。帰り道、がんばったで賞でももってゆくかな。102.png
 
庭では、ホトトギスの花が咲いています。
今年は、この葉が食草のルリタテハ(瑠璃立羽蝶)の害には遭っていませんが、ほかの虫に花弁や葉が食われていて、いい写真が撮れません。
 
これは、「紫光」という園芸品種です。斑も、そして、雄しべの葯も紫色です。
ホトトギス(杜鵑草)_e0413146_12451545.jpg
ホトトギスは、ユリ科の植物(ホトトギス属)ですが、ユリの花と似ている点は、ふつうにいう花びらは同じく6枚で、植物学上は、3枚の内花被片(花弁)と3枚の外花被片()からなっています。 ↑ホトトギスは、幅の広いほうが、萼です。
 
↓ ユリの花
ホトトギス(杜鵑草)_e0413146_14564995.jpg
日本の自生種と、(ほとんどは、台湾ホトトギスとの交雑種の)園芸種を合わせて、20種ほど育てていて、ほかにも今は、宮崎県に自生しているキバナ(ノ)ホトトギスも咲いていますが、花が虫食い状態なので、割愛。
 
俳句:
 
近づけば 斑点増ゆる 杜鵑草 小林あつ子
妻に添ふ 墓誌に空(あき)あり 杜鵑草 神蔵器
 
なにゆえに かくも化身の 杜鵑草 功雪(しらこばと)
 
江戸の華(花)」
ホトトギス(杜鵑草)_e0413146_14453523.jpg