暖かくなって、花卉は新芽を、膨らんでいた蕾は開花して、小庭も賑々しくなっています。
その前に、昨年の梅雨どきに咲いたアジサイが、いまなお、咲いています。片付けないで、幹の間に置いていたもの。古い枝からは新芽が出てきているというのに・・・(笑)
梅のミニ盆栽は５品種、今年は珍しく、みなよく咲きました。これが最後に開花した「日月」の花です。
サツキでは大絞りと言いますが、花弁のひと片、または花弁の半分くらいを染め分けています。
長寿梅(野ボケの園芸品種)の無名花ですが、可愛らしいのが咲き始めました。
寒木瓜(ボケ)「紅小町」はほぼ満開となりました。
早春の香りのよい花、ジンチョウゲ(沈丁花)が開花。
これは、昨年挿し木をして、樹高５ｃｍ足らずなのに、花が咲きました。花弁のように見えているのは、萼(がく)だそうです。
再々掲載ながら、こちらもいい匂いがしているニオイスミレ(匂菫)。
同じスミレ科スミレ属(Viola)の代表格、ビオラ。鉢いっぱいになりました。園芸上は、サイズが大きいのがパンジーですね。
ミニスイセンのティタティタは、咲き揃いました。
タイツリソウ(鯛釣草)は、今年は、ひと株に数本茎が立上がっています。さて、何匹釣れることやら。
ユリも芽が出始めたところです。これは、みな、スカシユリです。５品種ほど、夏には色とりどり咲きます。
俳句：
春めきて ものの果てなる 空の色 飯田蛇笏
春宵の この美しさ 惜しむべし 星野立子
ゆるぎなき マリアの姿 木の芽風 功雪(しらこばと)
