今日はよく晴れていたので、3時過ぎから、用水沿いの緑道まで散歩に出かけました。
見上げると、秋ならぬ、まだ、夏の入道雲・・・
ここにも紅と白のサルスベリが咲いていました。
つい先日、草もみじさんのマクロ撮影された紫の花を拝見して、自分もと、花の作りを確認してきました。
サルスベリは、縮緬状の花とだけしか認識していませんでしたが、よく見ると、これがひとつの花だということがわかりました。
雌しべはこの写真ではよくわかりませんが、1つ、花弁が縮緬状で6つ(or 7つ)、長い雄しべが6つ(or 7つ)(この花粉が昆虫の体に付くもの)で、たくさんの黄色い葯をもった短い雄しべは、見せかけのものだそうです。
細かいことを言うと、6つ(or 7つ)の花弁の中のひとつは、ほかと離れてやや下向きです。
東京葛西用水は、いまは稲刈りの季節で、用済みとなり、溜井からの引水は止まったようで、ゆっくりした流れでした。その用水べりにナツズイセンが咲いていました。でも、いつも見るピンクではなく、紫がかっていて美しい花でした。草花は、昔も今も、近所の方が植えられたものが多いので、園芸品種かな?
野鳥は、スズメ、キジバト、そして、このカルガモが8羽ほど。これは、つがいのようです。並ぶと雌雄がわかり、手前の頭の、より黒いほうが雄で、向こうのが雌でしょう。たぶん。
散歩道でも見かけましたが、庭のホトトギスは、3品種目の「満天の星」が咲き出しました。このホトトギスの花も不思議な花の作りですね。
これは、昔、撮った1枚です。
俳句:
殉教の 土の暗さに 時鳥草 後藤比奈夫
杜鵑草 夜空に向かひて 星斑 功雪(しらこばと) 星斑(ほしまだら)=星を散らしたような斑点