ホトトギス(杜鵑草)

ホトトギスといっても、ユリ科ホトトギス属の多年草のホトトギス(杜鵑草)です。花の紫色の斑点を鳥のホトトギスの胸の斑点に見立てて、この名が付いています。
記録を見ると、ちょうど15年前から栽培し始めて、いまでは、20品種を育てています。
日陰を好み、暑さには弱い植物で、去年、今年と猛暑のせいと思うのですが、花付きがわるく、いい写真が撮れません。
今日は、これまでの写真を掲載します。
 
この植物に興味をもったのは、那須塩原市の神社の境内で、ヤマジノホトトギスに出合って、面白い花姿の植物もあるものだと思ったのがきっかけでした。
 
ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)
 
タマガワホトトギス(玉川杜鵑草)
 
タカクマホトトギス(高隈杜鵑草) 鹿児島県高隈山で発見
 
キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)
 
以下は、台湾ホトトギス、または、
日本産ホトトギスとの交配による園芸品種
 
台湾ホトトギス系の江戸の花(華)
 
白楽天
 
金閣

 

琥珀

 

満天の星

 

松風

 

名月

 

峰の雪

 

桃山

 

紫錦

 

紫光

 

秋月

 

月姫

 

妖精

 

俳句:

 
殉教の 土の暗さに 時鳥草 後藤比奈夫
墓の辺や 風あれば 揺れ杜鵑草 河野友人
 
杜鵑草 満天の星を 映しをり 功雪(しらこばと)