今日は立冬(暦としては、つぎの小雪の前日まで)ですね。当地の今日の最低気温10℃、最高気温18℃です。日増しに冷え込んでゆきそうです。
いま庭で色づいている実物を5つ掲載します。
これは、ヤブコウジ。別名、十両。もっと実がつくかと期待していましたが、たったふたつだけ。(苦笑)
庭の隅で、息絶え絶えでも生き延びていたのを鉢上げしたものです。草ではなく、高さがせいぜい30cmほどの常緑木本の植物ですね。
もうひとつ、径が20cmほどの鉢に30本ほど寄植えしたものもありますが、それには実はならず。水遣りに失敗したようです。これは、昨年の写真ですが、木々はしっかり育っています。地味~な趣味の、これでも盆栽です。(苦笑)
これは、カラタチバナ。別名、百両です。自生種は、紅い実だそうですが、これは、園芸品種の黄色い実です。
センリョウ(千両)は、地植えで、いつもなら、いっぱい実がなるのですが、なぜか、今年は不作の年でした。写真は昨年のものです。
マンリョウ(万両)は、まだ色づいているところですが、これは、白実のマンリョウです。
アリドオシ(蟻通し、別名、一両)はもちあわせません。
それでも、難を転じるというナンテン(南天)は何本も生えています。実が紅く色づきました。バックは斑入りのアオキですが、残念ながら、実がならない雄株です。
今日は、百匁柿の実も収穫しました。といっても、15個ほど。1個だけ、木守柿を残しました。というよりも、一番熟しているのは、もう、ヒヨドリさんが、2羽来て、啄んでいました。
俳句:
冬来れば 母の手織の 紺深し 細見綾子
野の鳥へ ひとつ残さむ 木守柿 功雪(しらこばと)