ノイバラの思い出

畑の仲間に入れてもらって10年間、楽しんでいましたが、その畑の法面には、ノイバラが生い茂っていました。
ちょうど今頃は、晩秋の青空の下で、真っ赤な実が映えていました。写真は11月上旬撮影の中から選択。
ノイバラの思い出_e0413146_16322999.jpg
ノイバラの思い出_e0413146_17371010.jpg
ノイバラは、隣接した畑で、親しくしていたバラ生産者の方が植えられたもので、大きな茂みの中ではキジが巣を作ることもありました。
 
これは、バラの生産には欠かせないもので、このひとつの実には、7個ほどの種が詰まっていて、それを3月ごろに蒔いて、ビニールトンネルで育てて、生え揃って成長したところで、銘花から採った新芽を芽接ぎされていました。
 
ノイバラは、根張りがよく、挿し木よりもいい苗ができるということです。
昨日、掲載した黄色いバラもここで育てられたものです。
 
5月、花が咲いたときの写真も掲載します。
ノイバラの思い出_e0413146_16322489.jpg
ノイバラの思い出_e0413146_17190500.jpg
双方とも、借りた土地でしたけれど、一昨年、立ち退きとあいなり、いまは、周りの田んぼともども、造成されて倉庫が建てられたようです。多くの仲間や野の花や野鳥との出会いの場がなくなりましたが、よき思い出の地です。
大きな楽しみがひとつ無くなったところで、神は、かわいい孫を授けてくれましたとさ。(苦笑)