日本の出生・婚姻・死亡数

2023年の日本の出生数が前年比5.1%減の75万8631人となり、8年連続で減少し、過去最少を更新したとのことですね。

戦後の1947年(昭和22年)から1949年(昭和24年)の第一次ベビーブームでは出生数が250万人を超え、団塊の世代と呼ばれる世代が生まれました。
また、1971年(昭和46年)から1974年(昭和49年)の第二次ベビーブーム(団塊の世代の子ども)は出生数が200万人を超えました。
しかし、第三次ベビーブームは発生していません。 
 
また、婚姻数もおよそ49万組となり、戦後初めて50万組を割り込み、前年から3万組以上減少したようです。
第一には、新型コロナウイルスの影響が続いているとのことですが、若年層の不安定な雇用とそれに伴う所得の低下が、「結婚氷河期」の背景にあるとのことです。
これは結婚を希望しても踏み切れない人々が増えていることを示しています。
一方、離婚数は2.6%増の18万7800組(これには熟年離婚も含む)となり、こちらも増加傾向にあるようです。
 
これらの数値が回復するのは難しい状況にあるようです。これでは、出生数が減るはずですね。
なお、死亡者数159万人となっています。人口は、およそ110万人(=49万人ー159万人)減ったことになります。
 
これらの数値を見ると、日本の人口動態に大きな変化があることと、これらの情報から、多くの課題があることがわかります。
 
わが町では、かつて、団塊の世代のときは、小学校のグラウンドにプレハブの校舎が建てられて、それでも足りなくて、背中合わせに〇〇第二小学校が建てられています。いま、ようやく、いずれも在校生が減ったふたつの小学校がひとつになり、さらに中学校までも併設・新設して、公立の小・中学校で、ひとつの学校になり、いま、校名が募集中なんですよ。