大晦日

今年は、たぶん、人類史上初のグローバルな試練のときだったと思いますね。
 
はるかな昔、およそ700~100数十万年の猿人、その後、地球の歴史の46億年からすれば、わずか数万年前には、旧人の代表で、死者に花を添えて弔っていたという心優しいネアンデルタール人も絶滅(原因は不明だそう)。
 
その後のホモサピエンスが、われわれだということですが、あまりにも、地球をわが者顔で飛び交ったところに、自然(神?)は、思い知れと、一撃を食らわしたような気がします。
 
そのことに詫びて、生活スタイルを変えない限り、ホモサピエンスもいつの日か絶滅に追い込まれるのかもしれないと、ふと思った2020年でした。
 
来年は、ホモサピエンスの叡智が勝利するか、絶滅の前兆か(というと、いまは、時期尚早なれば幸い)の瀬戸際の1年になりそうな・・・ 杞憂であれば幸い。
 
これは、1年前までは自由に出入りさせていただいていた上野の国立科学博物館のコーナーの展示です。右端が、絶滅したネアンデルタール人です。
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それは、われらの世代ではなく、近い将来か、遠い将来かは、知る由もなけれど、いつか・・・の話です。
たぶん、その頃には、ロボットがロボットを作り、地球を制覇しているのかも・・・
 
そんなことに思いを馳せながら、NHKの紅白には付いて行けないので、テレビ東京の「年忘れにっぽん」に切り替えて、昭和の歌を懐かしく楽しんでいます。
 
明日の孫宅でのおせち料理は・・・
1.餅(これは、ホームベーカリーで(苦笑))
2.今は亡き先生に教わった、お雑煮の下ごしらえ
3.伊達巻
4.茶碗蒸し
などを作りました。
5.フグ(九州の一部では、フク(福)と呼びます)の刺し身も求めてきました。
あとは、近くの料理屋に注文したお節弁当です。
おっと、大吟醸の酒も用意しました。でも、孫のパパもママも下戸ゆえ、ひとり酒になります。(笑)
愛妻がいたら・・・と思うのは当然ですが、それは詮無いこと。
 
どうぞ、コロナ禍(東京では今年最高の感染者(悲))にもマケズ、よいお年をお迎えください。
 
俳句:
 
あまり、好きではない句でしたが・・・ この年越しばかりは・・・
 
去年(こぞ)今年 貫く棒の 如きもの 高浜虚子
今年1年も、拙い記事にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。