弥生ついたち

弥生三月になった今日は、夜来の雨が上がり(千葉県東方沖が震源の地震で未明、震度2~3で目が覚めましたけれど・・・)、日中は、セイヨウミツバチなら巣箱から出ようかどうしようかと思案する15℃前後のいい天気でした 
 
上田敏訳の海潮音は、冒頭、この詩で始まりますね。
 
燕の歌
彌生ついたち、はつ燕、
海のあなたの靜けき國の
便(たより)もてきぬ、うれしき文を。
春のはつ花、にほひを尋(と)むる
あゝ、よろこびのつばくらめ。
黑と白との染分縞は
春のこころの舞姿。
 
弥生來にけり、如月は
風もろともに、けふ去りぬ。
以下、割愛・・・
原作: イタリアのダンヌンチオ作フランチェスカ・ダ・リミニ
 
これは、いつも書棚にあり、季節ごとにしばしば手にする初刊本の復刻版です。

 

夕刻、散歩(筋トレ)を兼ねて買い物にチャリで出かけました。いつもの天空の花壇では、チューリップが40数本、芽が出ています。