建国記念の日(今日はその振替休日) & 盆梅の梅

建国記念の日の記事はほとんどありませんでしたね。現代のお若い方には、ピンと来ないことかもしれませんし、古老の私でさえも同じです。
しかし、思い出すことがあります。戦後7年ほどの、小学校2、3年生の頃だったかな~ 日の丸の小旗を振りながら、故郷の町(佐賀・有田町)を「紀元は2600年」を歌って行進したのを覚えています。
 
建国記念の日の前身は、明治6年に制定された紀元節
それは、古事記日本書紀で日本の初代天皇とされる神武天皇の即位日をもって定めた祝日だそうです。
紀元前660年の2月11日(当時の暦では元日)だったとして制定されていますが、そもそも、古事記や日本書紀が著されたのは、いずれも8世紀のはじめ。
 
このところ、縄文時代から弥生時代の書物を読み続けてきたばかりですが、紀元前660年といえば、縄文時代晩期~弥生時代前期にあたります。稲作が日本に伝わった頃です。
古事記や日本書紀にとっても、神代の時代をなんらかの理由でそうしたかったのでしょう。
 
初代天皇は神武天皇とされていますが、このところ、聞き知ったところでは、九州北部は大陸(現在の中国や朝鮮半島)と近く、稲作はもちろん、鉄の生産も伝えられていました。そこで、おもに鉄を狙ったヤマト(奈良)との争いで、九州北部から(天孫降臨の地とされる)日向(宮崎)まで逃れた神武天皇が再起して、東征してヤマトを征したような・・・
これも神話の世界です。
 
実在したのではないかと言われている初代王は第十代とされる崇神天皇(治世は3世紀後半から4世紀前半)とされているようです。
ということで、建国の日は不明です。
以上、高名な学者にも諸説あり。ややこしいいまなお不明なことはさておき・・・
 
盆梅の品種:「見驚」が咲き始めました。八重咲きのピンクの花で、花径は3cmほど。満開になって、いい写真が撮れたら、また載せます。
このほかにも数品種の盆梅を育てています。

ニュースでは、河津桜が満開とありましたが、わが家の盆桜というか鉢植えの河津桜の開花はもう少し先です。

 

水温がわずかでも上がってきたのか、メダカも石の陰に潜んでいたのが、少し動き始めました。品種:「大和紅帝」 成魚は10匹います。

 

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