埴輪(はにわ)のお話

昨宵は、十六夜の月を観ることができるかなと期待していましたが、晴れていたのに観ること叶わず?? あとで、確認したら、その時刻には、もう、月は真南の低い高度(30°)でした~ (苦笑)
 
テレビをつけるとNHKで”所さん!大変ですよ”(7時30分~)が始まって、「はに丸もビックリ 埴輪に魅了される人々」を観ました。
 
話では、いま、若い人の間でも、ひそかな埴輪(はにわ)ブームだそう。埴輪女子もいるそうな。
 
埴輪は、3世紀~6世紀に作られたものだそうですね。はじめは、円筒埴輪(供え物の置台)、その後、家形埴輪、5世紀になって、馬や人物の埴輪が作られたのだとか。
 
九州・宮崎市の「平和台公園」と隣接した「はにわ公園」が紹介されていました。
 
古事記日本書紀によると、日向(宮崎)の高千穂峰が、天孫(= 天照大神の孫、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)降臨の地とされていますね。西都原古墳は有名ですが、県内の古墳の数は、それほど多くない(全国30位)そうです。
 
はにわ公園の埴輪は、”埴輪の母”と呼ばれたひとりの女性によって、すべて作られたのだそう。参考にされたのは、なんと、関東圏内で古墳が多い埼玉や群馬で出土されたものだったそうです。
 
そして、神話の舞台に、はにわ公園の完成がきっかけとなり、半世紀ほどの昔には、宮崎は、新婚旅行のメッカと呼ばれるようにまでなったのだそうな。
 
そこで、じつは、その埴輪ですが、わが家では、玄関先の軒下に、かれこれ35年ほど、置いているのです。
一度も倒れることなく、無傷です。
 
じつは、これは、出張で宮崎へ行った折、はにわ公園で、お土産に求めてきたもので、踊る埴輪(最近の研究では、馬をひいている説もあるとのこと)と武人埴輪です。
でも、そのモデルが埼玉・群馬の埴輪だったとは、昨日、知ったのでした。(笑)
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埴輪の収蔵日本一は、よく出かけていた東京国立博物館だそうです。コロナが終息した暁には、じっくり観に行きたいな~