冬の大三角形

日本経済新聞の今日の夕刊に、「冬に星がよく見えるのはなぜ?」と題した記事がありました。
答えは、「ちりが小さく、空が澄んでいるからだよ」でした。
そして、冬の大三角形の写真が載っていました。今夜、見上げてみます。

日本経済新聞の記事より

この1週間ほどは、9時頃に南中して、高度40~60度ほどに、ほぼ正三角形のそれぞれの頂点に明るく輝いています。
下のおおいぬ座のシリウスは、全天でもっとも明るい星なので見つけやすいですね。
そして、その三角形の中を天の川銀河が横切っているはずですが、そこまで見えたら、御の字。
当地は、その方向は、東京の街の明かりとちりで霞みますが、さて今夜は?
 
俳句:
 
神ありと決めし眼で読む 冬の星 田川飛旅子(ひりょし)
再びは 生れ来ぬ世か 冬銀河 細見綾子
 
今日の名言:
 
悲観主義者が星の神秘を発見したり、海図に載っていない陸へと船出したり、人々の新しい精神世界を開いたりしたことは一度たりともありません。
(No pessimist ever discovered the secrets of the stars, or sailed to an uncharted land, or opened a new heaven to the human spirit.) ヘレン・ケラー