冬至:一陽来復 & クリスマス

二十四節気のひとつ、冬至ですね。少しずつ、太陽の高度は高くなり、日は長くなってゆきますね。
一陽来復”とはよく言ったものです。同じく四時熟語で似た言葉に”苦尽甘来(くじんかんらい)”があります。
 
クリスマス(降誕祭)は、キリストがこの世に神の子として降誕したことを記念する日ですね。この日は、古代ローマ暦では、まさに冬至の日で、その25日をクリスマスとしたのでしょう。
 
クリスマスは、Christ(キリスト)のMass(ミサ)の日という意味です。
 
聖書によると、古代ローマの初代皇帝アウグストゥスによる全領土の住民に「登録をせよ」との勅令があったそうな。
そこで行なわれたのが最初の住民登録です。日本では弥生時代のこと・・・
 
ヨセフはいいなずけのマリアと一緒に登録するため、ガリラヤの町ナザレから、故郷の、古代イスラエル統一王国のダビデ王の出生地、ベツレヘムへ上って、宿に泊まるところはなく、家畜のための洞窟でキリストが誕生したと記されています。
はるかな古のこと、キリストが神の子としてこの世に降誕した日を記録したものは残っていません。

 
昨日は夕べから、早々に孫たちとMerry Christmasのお祝いをして、楽しんできました。
孫の相手で疲れたとは思いませんでしたが、やはり、疲れていたのか、帰宅して、すぐに眠りに落ちました。久しぶりに爆睡。(苦笑) なんと8時半に起きました。
写真は、クリスマスイブの日にでも載せます。
 
なお、イブはクリスマスの前夜ではありません24日の日没からクリスマスです。というのも、当時のユダヤ暦は、日没から翌日の日没までが1日だったということです。
 
俳句:
 
ややゆらぐ いのちとなりて 冬至の日 和知喜八 
一陽来復 雑木林に 射す薄日 棚山波朗