天気がよかったので、洗濯をして、干すときも気づいていましたが、取り込む夕刻に、2階のベランダから撮りました。下記のような次第で、危険は感じていない様子(笑)。抱卵中のキジバトです。
先日から、巣作りをしていて、庭の枯れ枝を啄んでは、南側のハナミズキの太い枝の間に巣作りをしていました。産卵して、抱卵しているようです。
雌雄は一生連れ添います。仲がよくて、巣作り・抱卵・給餌もいっしょに行ないます。
通常、危険が多い昼間の抱卵は雄、夜間は雌と役割分担です。
キジバトが、わが家の飼い鳥?になって、かれこれ10年以上にもなります。
飼い鳥といっても、バードゲージで飼っているのではなく、いつも庭で遊んでいる野鳥です。
以前は、鳩の餌を与えていたこともありましたが、”野の鳥は野に”ということで、給餌はしていません。
でも、顔なじみの鳥さんで、居間の掃き出し窓から庭に降りるためのブロックの上で日光浴てなことも・・・
わが家で、抱卵は二度めです。一度は、5年前に、北側のヤツデの木で、産卵して、孵化して、2羽巣立ちました。
キジバトの巣作りは、かなり雑ですが、もちろん、卵が転げ落ちることも、雛が落ちることもありません。
このときは、しばらく、鳩の餌で給餌しました。小さいのが、餌をねだっている雛です。
じつは、半世紀ほど昔は、シラコバトも庭に数羽で来ていましたが、農家の鶏小屋の餌場がなくなったり、市街化が進むに連れて、30数年前、桜の木で見たのが最後で、いまは、当市内では見ることはありません。
若い頃の日本野鳥の会埼玉支部の探鳥会では、隣のさいたま市の郊外で見かけました。
いまは、下記のリンクのとおり、市内の野鳥の森で飼育されています。
キャンベルタウンは市の姉妹都市(オーストラリア)。
市内でかつて撮影されたシラコバトの育雛時の唯一の写真です。
長いこと市役所に掲額されていたのを撮らせていただきました。