アカショウビンの若鳥

昨日、庭に、とても珍しい客が来訪。アカショウビンの、まだ嘴が黄色い若鳥でした。Lucky!
 
1、2枚目は、居間のガラス越しにそーっと撮りました。
先日、伐採した柿の木の幹や枝は、雨が続いたので、まだ片付けていないのですが、餌になる虫がいると思ったのか、しばらくとどまっていました。
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同じカワセミ科のカワセミヤマセミは留鳥で、とくに、カワセミは、皆さんのブログでもよく紹介されていますが、このアカショウビンは、夏鳥として南の国から渡来。数少ない野鳥です。
 
ふつうは、谷や渓流、一部、森や林にもいるようですが、緑の少ない住宅街に、それも、狭い庭へ飛んできたので、どうしてここへ?とびっくりしました。渡りの途次で、舞い降りたのかな? 南の国に無事着いて、また、「帰ってこいよ♫」~~\(゚-゚*)
 
当地、埼玉県内で確認できる野鳥は、(日本でひと休みする)旅鳥も含めて270種余だと思いますが、その中には入っていました。なお、全国で確認された野鳥は650種ほどです。
若い頃、日本野鳥の会の会員で、県内の探鳥会に参加していましたが、アカショウビンには、出合ったことはありませんでした。
 
いまは吊り鉢を吊るしているだけの物干し台に移動したところで、窓をそっと開けて、目立たないように木の葉の陰から撮りました。
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晩秋には、東南アジアへ渡り、越冬するそうです。
アカショウビンは、嘴が太くて長く、尾羽はやや短く、成鳥の体長は、尾羽がやや長いヒヨドリとほぼ同じです。
 
成鳥になると、嘴も体全体も真っ赤(黄褐色を帯びた赤)に染まります。
産経新聞社制作のYouTubeです。およそ1分。
 
重陽の佳き日に、アカショウビンと出合い、さらに、先日来、新種のメダカの卵100個ほどの中、20匹ほど孵化しました。スズムシもまだ元気に鳴いています。ひとり遊びも、相手するものがいて楽しかりけり。👍
 
今日の名言:
 
世の中に まじらぬとには あらねども ひとり遊びぞ われはまされる 良寛
 
現代語訳: 世間の事に関係しないというわけではありませんが、孤高の精神世界に遊ぶことが自分には一番の喜びなのです。