目には見えないドット・コード

孫Ⅰは、ママが英会話の先生だったこともあって、3歳の頃から英語に慣れ親しんでいます。
通っている幼稚園でも、いまは、英語の先生がいて、学んでいるようです。そのような時代なのですね。いいことです。
 
孫の英語の教材の絵本で、初めて知ったのですが、絵柄の上に、ペン先を当てると、センサーが情報を検知して、それに該当する音声(質問)が、ペンから流れるのです。そこで、該当する答えにペン先を当てると、当たり!とか外れ!の返答があります。
 
なお、孫の教材の音声ペンは、こんなものです。
幼児英語教材 ディズニー英語システム(DWE)のミッキー・マジックペンです。
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絵柄の上に、目には見えないドット・コード(黒点)が、重ね印刷されているそうです。
すでに5年ほど前から実用化されているので、お子さんやお孫さんの教材でご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
パパとママはその仕組みは知らずに、子どもと遊んで、いや勉強して?いました~ そこは、元エンジニアのなれの果てで、じーじがネットで、調べました。
 
これは、バーコードQRコードのもつコンピュータやスマホへの入力手段の延長にある最新のテクノロジーです。
 
その仕組みは、これを開発された会社、グリッドマーク社のウェブページから、ほんの一部を切り抜きさせてもらって、掲載させていただきます。
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そのサイズたるや、バーコードやQRコードの比ではなく、わずか2mmの正方形の中に、情報ドットが16個あり、その位置も加えて、48ビット分の情報量があるそうです。
計算すると、48ビットあれば、2の48乗ですから、およそ、280兆もの識別ができるので、実用上、無限と言えます。
 
カーボンインクまたはステルスインクで、ページ全体に印刷された(赤外線を吸収する)黒い点だけをドットコード(グリッドマーク、Grid Onput)として読み取り、その情報から、たとえば、絵本の絵柄を識別して、それに合った問題や解答などが、ペンに組み込まれているメモリとマイクロプロセッサの処理で、小さなスピーカーで、音声が流れるという仕掛けです。
 
マイクロプロセッサはもちろん、印刷技術の進展もすごいものがありますね。
 
いやはや、家にはラジオしかなくて育ったじーじとしては、今どきの子どもは恵まれています。でも、おもちゃを竹や木で、手作りしていたじーじの方が、手先は器用になったし、知識はともかく、遊ぶ知恵は付いたものだぞ、と思うこの頃ですが・・・(笑)