磁石の木

今日も穏やかな日和でした。
15時近くになって散歩に出かけました。
 
街路樹の下でひと休み。
散歩中の高齢者の休憩場所みたいで、ベンチがふたつあるだけ。
そこに数本の見上げる高さのハクモクレンが植えられています。
開花は、まだ、50日ほど先の3月中旬ですが、いっぱい蕾が膨らんでいました。
この蕾は、前年の6、7月にはできていて、8か月もかけて開花します。いまは、ここまで大きくなりました。
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コブシ(辛夷)やシモクレン(紫木蓮)などのモクレン科の樹木は、磁石の木といわれているそうです。
これまで、たくさんのモクレン科の樹木も撮ってきましたが、6年ほど前に花桃を撮りに行ったとき、向かいの邸宅に咲いていたハクモクレンの写真にあり、トリミングしました。
 
蕾の先が曲がっています。モクレン科の樹の蕾は、日が当たる(南側の)方が先に成長するので、先の方は北を向くのだそうです。山中で方角がわからなくなったときには、目印になるのだとか。
 
これを撮ったときの邸宅の位置も知っていますが、写真で左の方が、たしかに北です。
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今日の名言:
 
愛する・・・ それはお互いに見つめ合うことではなく、一緒に同じ方向を見つめることである。 アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(フランスの作家、代表作、「星の王子様」)