シナレンギョウです。この時季、レンギョウはよく見かけますが、これは、鮮やかな黄色で、花が密に咲いていました。
先日は、振興センターと一部隣接している曹洞宗の興禅院も訪ねました。
興禅院は、室町時代に創建されたという古刹です。
この一帯が、植木の産地になったのは、江戸が大火になって、ソメイヨシノの里、染井村(現在の東京・豊島区駒込)などから植木職人が移住したのだそうです。
植木に適した大宮台地の土質と斜面林、その下の湿地といろいろな植物を栽培するので適していたからでしょう。たぶん。
なお、この寺院は、それよりももっと古くからの禅寺です。
近隣の野仏が納められていて、多くは、江戸時代の元号が刻されています。この左右にもあり、境内にはたくさんあります。たぶん、一帯が開発されて、点在していた地蔵尊がここに集められたのでしょう。
以下は、境内の野の花を掲載します。
オオアラセイトウです。別名がたくさんありますね。ショカツサイ、ムラサキハナナ、ハナダイコンなど。ここでも群生していました。
ここでは、典型的な花色のハナニラが、これも群生していました。
関東地方ではなかなか出合えない白花のタンポポが咲いていました。わが家は、わざわざ、庭で育てていますが(苦笑)、まだ、花茎も立ち上がっていません。
ハクモクレンの樹の下には、タチツボスミレが広がっていました。昔からの自生だそうです。
この時季、桜の下で、しばしばよくみかけるシャガです。
1日の散策で出合った花々を4日も掲載いたしました。
お付き合いいただきましてありがとうございました。
名言:
たのしみは 春の桜に 秋の月 夫婦仲よく 三度くふめし 五代目市川団十郎(江戸時代の歌舞伎役者)