ナンバンギセル

秋の七草がブログでも話題になる季節となってきましたね。
七草の名前は、お・す・き・な・ふ・く・は (お好きな服は)で、覚えています。
 
今日の話題は、そのひとつ、””のススキに寄生するナンバンギセル(南蛮煙管)です。姿が、南蛮人の煙管に似ているので、この名が付いています。
南蛮人:江戸時代初期に訪れたヨーロッパ人の中、おもに、ポルトガル人とスペイン人をいう
 
ススキも含めて、イネ科の植物に寄生するようです。
初見は、墨田区・向島百花園の群生しているススキの根元で見つけました。

その根元に地中から伸びているのがナンバンギセル。葉はなくて、花の色は紫が多いようですが、白花もあるそうです。草丈は15~30cmほどです。

ススキは開花前になびいているのもいいものですね。

寄主(寄生されている植物)の根から栄養分を摂るので、寄主は弱ってゆき、ついには、枯死します。
一度、いつも行く川口市安行の植木屋さんで見つけて、求めて、育てたことがありますが、2年目には、ススキが枯れて、ナンバンギセルも消えてしまいました。
1年草で、種を蒔いて増やすそうですが、試みたことはありません。

この季節になると、向島百花園を訪ねて、初秋の花を観てみたいものです。3年間の閉じこもりで、久しく行っていませんので、そろそろ出かけたいと思っています。
その一方で、ワクチン接種の案内が届きました。7回目の接種ですが、前回から6か月経過後ということで、10月始めに予約したところです。