ヤマトシジミとツバメシジミ

ヤマトシジミ(大和小灰蝶、大和蜆蝶)です。いつも、庭で飛んでいる小さな蝶ですが、夕刻、買い物から帰ってきたら、珍しく、夏蘭の葉の上にじっととまっていたので、急いで、カメラを持ち出して、撮りました。
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幼虫の食草カタバミは、抜いても抜いても生えてきて、いっぱいあるので、産卵かな? でも、表翅を見せてくれなかったので、雌雄は不詳です。
 
よく似たシジミ蝶に、ツバメシジミがいます。後翅に細くて短い尾状突起があり、橙~赤の斑紋があるので、ヤマトシジミとは区別ができて、同定できます。名前の由来は、尾状突起を燕の羽に見立ててつけられたのだそうです。
これは、公園で撮ったツバメシジミですが、とまっている花の周りのシロツメクサやヤハズエンドウ(=カラスノエンドウ)の葉が幼虫の食草です。
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俳句:
 
教会の 木の扉から 夏の蝶 熊谷愛子
まつ白き 梅雨蝶となり 草に飛ぶ 星野立子
 
あなうれし さなぎ破りて 夏の蝶 功雪(しらこばと)
今年はまだ蝶の幼虫に出会えなくて、飼育していません。代わって、メダカで大忙し。(苦笑)
もしかしたら、スズムシがそろそろ孵化するかなと思って、飼育箱に霧吹きをしているのですが、はてさて?