サクラソウ

サクラソウ(別名:ニホンサクラソウ)の花咲く時季ですね。
埼玉の「県の花」です。
さいたま市の荒川の河川敷「田島ケ原」には、4ha(4万平方メートル)もの広さで100万株ものサクラソウの自生地があります。
 
19日には、自生地が大正時代に国の天然記念物に指定されて100 周年を記念する”さくら草まつり”が開催される予定でしたが、残念ながら、このイベントも中止になりました。
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古典園芸植物のひとつで、江戸時代から愛好家の間で、多くの品種が作出されています。
江戸時代に出島のオランダ商館医として渡ってきたシーボルト(ドイツ人)は、オランダへ日本の植物や文物を伝えましたが、サクラソウの学名のPrimula sieboldiiに彼の名が付されています。
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ちょうど2年前の今日、川口グリーンセンターで展示されていたサクラソウです。
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園芸店やホームセンターで、サクラソウ(桜草)の名で販売されているのは、ほとんど、中国原産のプリムラ・マラコイデスですね。
なお、プリムラの仲間はたくさんあります。
 
俳句:
 
我国は 草もさくらを 咲きにけり 小林一茶
 
今日の名言:
 
雑草という名の植物は無い 牧野富太郎(日本の植物学の父、小学校中退ながらも理学博士、没後、文化勲章受賞)