育てている7品種のバラが、やっと、すべて咲き終わりました。
これは、「ブルームーン」です。青い色素はもたないバラの中で、青に近いバラとして、ドイツのタンタウ(タントウ)社で、いまから55年前の1964年に作出されています。実際には、ピンクがかった紫色です。
半剣弁高芯咲きです。
わが家に来たのは、22年前の母の日でした。妻が、「自分へのプレゼントよ」と求めてきた切り花でした。当時、珍しい、ブルームーンとわかって、挿し木して育てたものです。
ほんとは、バラは、根張りのよいノイバラなどの台木に、接ぎ木するのが一般的ですが、これは、長いこと、そのままで、生き続けています。樹勢の強いバラと言われていますが、そのとおりです。
以前、畑の隣で、知人のバラ専業農家の方が、接ぎ木を、一家総出でされていたのを見ていましたが、やさしそうで難しくて、真似はできないまま。
このシーズンのバラは、これで、おしまいです。
俳句:
自らへ 贈るくれなゐ 強き薔薇 櫂未知子
青き薔薇 神の祝福 夢叶ふ 功雪(しらこばと)
今日の名言:
今日、花はいっぱい咲いている。が明日咲くつぼみもいっぱいあるか。 後藤清一(元三洋電機副社長)