ナンキンハゼ

夕方の散歩で、ナンキンハゼを撮ってきました。
この木はよく出かけていた公園の池畔にもありましたが、雑木(雑草もないのと同様、雑木もないというのに・・・)と判断されたのか、いつだったか除去されていました。
これは、近所の、かつての用水沿いに残っています。
紅葉する木々は、モミジをはじめたくさんありますが、葉のハート形と葉脈に凹凸がなくてきれいな葉で、とくに紅葉が美しい木です。
白い種がたくさんついていて、たしか、成長が早い木なので、盆栽にしてみようかと、跳び上がって枝先を掴まえて、採ってきました。
古くは、種の白い部分は、ハゼノキの実と同様、蝋燭の蝋に使われていたようです。
そのため、ハゼという名がついていますが、ウルシ科ウルシ属のハゼノキとは違って、トウダイグサ科ナンキンハゼ属だそうです。
実の黒い厚い果皮が割れて、その中の3粒の白い種が落ちずに残っているのでした。
もうすこし、ネットで調べて、種を植えてみます。存命中に盆栽になれば幸い。(苦笑)

大きくなった木の樹皮です。記録のため・・・

ナンキンハゼ(南京櫨)は、その名のとおり、中国原産です。