紅葉まつりへ 続き

小林もみじ園へも寄ってみました。ここのモミジの見ごろは、勤労感謝の日前後と覚えているのですが、なにせ、400品種以上も栽培・販売されているので、いち早く、紅葉している品種もありました。(代を譲られた)先代と思しき方がいらっしゃって、「10月に降りすぎたので、まだ、葉が潤っていて、今年の紅葉は少し遅いかな」とおっしゃっていました。
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そのあと、道の駅樹里安」の「紅葉まつり」を観に行きました。実物(みもの)、葉物の盆栽が並んでいました。ミニ盆栽のカエデと、淡いピンクの大文字草と、ピンクのシクラメンを購入。
カエデ(楓)とモミジですが、植物学上は、いずれも同じで、ムクロジ科(旧カエデ科)カエデ属の植物です。
カエデは、葉が蛙の手に似ているからだそうです。その中でも、葉の切れ込みが深いのをモミジと呼んだのだそうです。その代表は、イロハモミジですね。
上の最初の写真は、切れ込みが浅いので、ハウチワカエデの園芸品種でしょう。手持ちのモミジ園の紅葉の標本によると「大瀧」という品種。
求めたカエデは、手のひらに載るミニ盆栽で、葉は、3裂のカエデです。紅くはならず、たぶん、黄葉するでしょう。
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俳句:
 
何も居ぬ 紅葉おのれを にぎやかに 飯田龍太
 
散紅葉(ちりもみじ) 真白きマリアの 姿染む 功雪(しらこばと)
 
今日の名言:
 
うらを見せ 表を見せて 散るもみぢ 良寛 辞世の句といわれています。
いずこかのWebのページで、”「生」も「死」も、「苦」も「楽」も、「悲」も「喜」も ・・・ それらはすべて一体として存在していて、この世の営みには、どちらか一方を得て、どちらか一方を捨てるような都合のよい働きは無いのです ”と記されていました。