ひと月以上ほど早いのですが、もう、小品盆栽のハゼノキが紅葉しています。??
同樹の寄せ植えです。
降ろして、上から撮りましたが、枝が暴れていますね。晩秋には深く剪定してみます。この木はたくましくて、幹だけ残しても、春には新芽が生えてきます。
この写真は、都立9庭園のひとつ、特別名勝の六義園(りくぎえん)(東京・文京区)のハゼノキです。11月中旬の紅葉。
俳句:
ふるさとの筑紫(つくし)平野(一部は穀倉地帯、佐賀平野)の田の畔には、農家の副業で、実から蝋(ろう)が採れるので、よく植えられていた時代がありました。電車から見える櫨の真っ赤な紅葉は、風物詩でした。もはや、木蝋の需要はなくなり、役目を終えて、木もなくなりました。
畠から 畠へ櫨(はぜ)の もみぢかな 吾友
櫨紅葉(はぜもみぢ) 燃ゆる実もまた 潜めたり 功雪(しらこばと)