地球上の水の話

このところ、身辺の片づけを少しずつしていますが、ひょんなところから、受講したときの資料が出てきたので、その中からの地球上の水のお話です。片づけていると、捨てがたいものが出てきて、手が止まります。(苦笑)
 
2016年から17年にかけて、「埼玉県生態系保護協会」主催の「環境カレッジ」教養課程を受講しました。
9か月のコースでしたが、1日、遅刻して、2年目の補講でようやく修了証をいただきました。(苦笑)
 
そのときは、野外実習や現地視察もあって、自然・環境・ゴミ問題・産業のあり方・生物の多様性などを学んだことでした。
 
これは、そのとき配布された資料の写真ですが、ネットで探しましたら、オリジナルが、アメリカ地質調査所(United States Geological Survey、米国の科学的研究機関のひとつ)のページにありました。

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地球上に存在する”水”は、まさに水玉の大きいほうで、これぽっちしかないんだそうですよ。
 
これには、大気中の水や北極・南極の氷、氷河も含むとのこと。
なお、大気中の水がすべて雨になって降り注ぐと、全地球上を2.5センチほど覆う水嵩だそうです。
 
広大な米国の地図の上では、ぴんとこない? Google Earthを使って、日本の近くへコピー&ペーストしてみました。
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大きい水玉の直径(1,385キロメートル)は、おおよそ本州、青森から山口の距離に相当します。けれども、やはり、少ないでしょう。
 
もっとも、海面の下は、陸上をさかさまにしたほどですよね。
さかさまにしてというのは、エベレストが標高8,849メートル、世界でもっとも深いマリアナ海溝が10,983メートルですから、大差はないとも言えます。
でも、体積は、陸よりも海が大きいかな。海のほうが広いのはご存じの通り。
 
そして、さらに、大地・湖・沼・川、そして、地下水の淡水は、右の直径273キロメートルの小さな水玉
 
そして、飲料水になる湖と川の真水は、右下の点に見える水玉です。直径:56km
 
地球は水の惑星と言われていますけれど、たったこれっぽっちという意外性をお伝えしたかったまでですけれど、これだけの水で生命が誕生して、月の引力による引き潮、満ち潮で、生命・生物は海から陸にあがり、そして、進化して、いまがあるっていうこと。
 
この貴重な水を汚染させないようにしましょう
日本も高度成長期には、川にあぶくが流れ、全国の湾岸が汚れきっていました。
東京湾も房総半島沖まで一面、油が浮いていたことを知っている爺より・・・