銀河鉄道の父

今日は、母の日でしたが、その日に、イオンシネマへ「銀河鉄道の父」(原作は直木賞受賞作品)を観に行ってきました。
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昨日から、ウキペディアはじめいくつかのサイトで、宮澤賢治についてあらためて調べて出かけました。
宮沢賢治は、自費出版をして、東京・神田などでも店頭には並べてもらえたものの、売れ残り、生前には、売れない作家だったそうです。
映画では、彼の父と妹が彼の作品に応援していたのですが、妹トシは結核、同じく、宮澤賢治も結核の初期症状?の急性肺炎で、若くして亡くなっています。享年37。
 
宮澤家の家族愛には、涙が流れました。
父役は役所広司、賢治役は菅田将暉。妹のひとり、トシ役は森七菜(『天気の子』のヒロインの声優)が、名演技でした。
 
わが本棚には、『注文の多い料理店』があります。
初刊本の復刻版です。注文の多い料理店を含めて9作品が収められています。大正12年12月の発行と記されていて、定価1円60銭。たしか、これも、たぶん売れなかった自費出版。
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