いま桜 咲きぬと見えて うすぐもり 春にかすめる 世のけしきかな 式子(しょくし)内親王(新古今和歌集 巻第一 春歌 上)
【通釈】まさに今桜が咲いたと見えて、空はうっすらと曇り、春らしく霞んでいる世のありさまであることよ。
今年の春ばかりは、この御歌の本意とはうらはらの、まさに”霞んでいる世のありさま”ですが・・・
そうか公園の桜(ソメイヨシノ)は、まさに、”いま桜 咲きぬと見えて”でした。二、三分咲きでした。
そうか桜(仙台紅しだれ桜を接ぎ木して育てたものらしい)は満開でした。
この白い桜は、オオシマザクラかな~ 花といっしょに若葉が出ていました。
再々登場で(苦笑)、やはり、青空の下で撮った方がいいです。わが家の鉢植えの枝垂れの富士桜です。
今日の名言:
尊敬すべき幸福な人は、逆境にいても、つまらぬことはくよくよせず、心配しても始まらないことは心配せず、自分の力のないことは天に任せて、自分の心がけをよくし、根本から再生の努力をする人である。 武者小路実篤(小説家、詩人、劇作家、画家)