どう生きるか

もう、十分生きてきた身ですが、もう少し残っています。
さて、余生、せいぜい10年ほどをどう生きるか・・・😁
 
このところ、中学3年生時代の旧友と3回もスマホで長電話をしたことでした。
そこで、多くの旧友が鬼籍に入っているのを聞き知りました。
その中には、ほのかに好きな女の子だった彼女も結婚して、50歳のころ亡くなっていたのを知りました。
いつも髪が、三つ編みの可愛い女の子でした。この歳になっても淡い恋心は消えずに残っています。どのような人生だったかは知る由もなく、ただただ、悲しい知らせでした。
 
なお、亡き妻とは、その後、学生時代に出逢ったのでした。
 
それらはともかく、お若い方には、ふるさとの先達のこの言葉をお贈りします。
 
今日の名言:
 
しらこばとのふるさと、葉隠の里(佐賀)には、「武士道」についての心得を示した「葉隠」という精神が残されています。
 
武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり”の文言だけが、つとに有名ですが、実は、その口伝の主、山本常朝は、そう述べた一方で、”人間の一生は誠にわずかの事なり。 好いた事をして暮らすべきなり。 夢の間の世の中に、好かぬ事ばかりして、苦しみて暮らすは愚かな事なり”と述べています。
含蓄のある言の葉です。 なお、”このことは、わるく解釈されると、害になるので、若者には、語らなかった(生き方の)奥義である”といった意味の文言が続いています。
 
余話: 好きな事=好き勝手や享楽ではございませぬゆえ、ゆめゆめ、わるく解釈なされませぬよう・・・
”武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり”は、武士たるもの、生きるか死ぬかのぎりぎりのところでは、死を選ぶものと考える、ということであって、その後には、常住死身(常に死に身で生きる)、というような文言があり、大半は、生き方を示している奥深い生(せい)の哲学なのです。中には、恋は、忍ぶ恋(片思い)がよいなどまで語られています。