君たちは何が楽しくて生きているのだ

君たちはどう生きるか」のシネマは、昨年、7月に観に行きました。
あれから、もう間もなく1年になるのかと、月日の流れの速さにあらためて感じ入っています。
昨夜は、NHKのBSで、「プロフェッショナル ジブリと宮﨑駿の2399日」の特別編、2時間の拡大版を観ました。
 
そこで、宮崎駿監督は「君たちは何が楽しくて生きているのだ」とつぶやいていました。
君たちはどう生きるか」のひとつの解でしょう。
小生も高齢のじーじですが、たしかに、そう思いますね。
 
妻は71歳で帰天しましたが、最後の晩餐で「楽しかった~ 面白かった~」と言って、翌日未明に逝きました。
楽しさも面白さも、人それぞれですが、そう言える、残り少ない人生を全うしたいと思いつつ・・・
 
わがふるさとの佐賀にも「葉隠」という精神が残っていますが、江戸時代中期に書かれた書物で、肥前国佐賀鍋島藩士・山本常朝が武士としての心得を口述し、それを田代陣基が筆録しまとめたものです。
武士道と云ふは(いざというときは)死ぬ事と見付けたり」で有名ですが・・・ その一方でこのように述べています。

 

今日の名言:
 
人間の一生は誠にわずかの事なり。 好いた事をして暮らすべきなり。 夢の間の世の中に、好かぬ事ばかりして、苦しみて暮らすは愚かな事なり 山本常朝(肥前国佐賀鍋島藩士)