百合の花咲く時季になり、まずは、透し百合が咲き始めて1週間になります。
たくさんの蕾が、つぎつぎと開花して、50輪ほど。大きな鉢に混植して4鉢。品種は10品種ほど。
紅いのは「カーマインダイヤモンド」。カーマインとは、洋紅・えんじ色を意味する英語だそう。
品種によって、開花時期が異なり、ダイヤモンド系が先で、これでもまだ蕾が50個ほど残っています。
咲いた一輪の花は、4~5日で萎れます。結実しないように、花柄をポキリと手折りますが、百合の雄しべの花粉は、衣服に付くと取れない、落ちないので、注意しながら・・・
切り花を花瓶に活けるときは、花の印象が少し変わってしまいますが、雄しべをピンセットまたは小さな鋏で取ってからにします。
俳句:
百合咲きて いまだ花粉を こぼさざる 細身綾子
たくさんの 百合添へて 死を頂戴す 正木ゆう子