台風ふたつ

台風15号は、昨夕から今朝にかけて、関東地方を斜めに横切り、福島県沖に進んだようですが、被害に遭われた地方の方々には、お見舞い申し上げます。
当方は、植木鉢が数個、吹き飛ばされていた程度で、鉢も植物も異状なしで済みました。
 
昨日は、豆台風(孫)も、ほんとの台風が接近しているというのに、やってきました。午後、マンションの内覧会にじいもいっしょに行ってきました。引っ越し先の部屋を観せてもらい、説明も含めて2時間、ずっと孫のお守り役でした~
 
こちらは、古い家屋に住んでいるので、新居は、床暖房やキッチンはじめ、いろいろ便利な設備機器がありました。じーじは、◯◯ホームという名の1LDKでも探すか~(苦笑)
 
ところで、台風15号ですが、”ファクサイ”という名前が付いていますね。ラオスの女性名で、よくある名前だそうです。
北西太平洋または南シナ海で発生する台風は、関係14か国で140の名前が用意されていて、あまりなじみがないのですが、順に、名づけられているそうです。
命名の対象は種々雑多で、日本は、星座の名前から10個選んでいます。
まだ、日本に影響はありませんが、台風14号は、日本が選んだかじき座のカジキだそうです。暴れませぬよう・・・
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台風の進路予測の丸い円を通る確率は70%程度だそうです。丸い円に入っていないからと油断しないようにしましょう。
台風は、早いと6月から発生して、12月に発生することもあるそうです。1年の半分以上は、どこかで発生しているということですね。その数で、記録され始めて、一番多かったのは39個(号)(1967年)で、少なかったのは14個(2010年)だそうです。そして、日本へのこれまでの上陸の記録によると、年間0~10個(平均は3個弱)だそうです。
台風は、甚大な被害をもたらす一方で、日本の水資源には不可欠で、痛し痒しではありますね。
 
古くは、枕草子や源氏物語にも、(当時、台風の呼び名はなく)暴風を野分(のわき、のわけ)と称していたとのこと。
 
俳句:
 
芭蕉野分して 盥(たらい)に雨を聞く夜かな 松尾芭蕉
野分で、芭蕉の葉に打ち付ける雨の音と、盥に落ちる雨水の音を対比して詠んだのでしょう。
 
今日の名言:
 
過ぎたことは仕方がない。人生は、なるようになるさ。明日は明日の風が吹くっていうじゃない! 斎藤茂太(精神科医、随筆家)「心の掃除の上手い人 下手な人」より