山野草展へ

ときおり、小雨が降っていたので、昨日は行けなかった山野草展を観に、埼玉・川口市安行領家にある川口緑化センター(=樹里安)まで出かけてきました。道の駅でもある「川口・あんぎょう」(東京外環道の下を走る298号線沿い)が併設されています。
車を停めて、角にある”日本庭園”へも入りました。植木の街だけに、よく手入れされています。石組みだけの枯山水もあります。10分もあれば、ひと巡りできて、和風庭園を楽しめます。 (^^ゞ
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ふつうは1本の幹のユズリハ(葉はお正月の飾りで使われますね)も、ここでは、このように仕立てられています。
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広い敷地に、花木が、所狭しと展示・販売されています。ガラス張りの建屋の中も、販売店。
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大きく口を開けているのは、”安行原の蛇造り”といって、5月の疫病除けと豊作を祈願する祭りのシンボルです。すべて、ワラで作られています。
山野草展と同時開催で、秩父岩ギボウシ展も開かれていました。
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山野草の園芸も多彩で、シダ類もいろいろ展示されていましたが、これは、渓谷の岸壁や、樹木の幹や枝に着生して育つ多年草のイワ(岩)ギボウシで、埼玉・秩父産、あるいは、作出品種?の非売品展示でした。葉姿も斑もさまざまで、どのような花が咲くのでしょうか。
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一番、気に入ったものを1枚だけ撮影させていただきました。
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折角だからと、求めたのは、ヒメタカノハ(ヤハズ)ススキ、(犬吠埼産)カワラナデシコ津軽ミセバヤのみっつ、1500円なり。
ふたたび、表で、植木を観ていると、株立ちの大きなナツツバキに、数輪の花が咲いていました。大きなモミジやツツジなどの値札も見ていると、数万円から数十万円。商談が成立すれば、すぐに、トラック輸送ができるように、リフター用の木枠パレットの上に載っていました。
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JAの野菜販売所で、買い物をして帰りました。いろいろ迷って求めた趣味の山野草より、野菜のほうが高かった~(笑)
 
俳句:
 
沙羅咲いて 花のまはりの 夕かげり 林 翔 沙羅=夏椿
 
今日の名言:
 
(長寿の心得) 転ぶな、風邪ひくな、義理を欠け (元総理大臣 岸信介の言葉といわれていますが??)