関東は、真夏日が続いています。いつもの公園、そうか公園を散歩しましたが、５時を過ぎても、３０℃でした。
公園のエントランスの４０本ほどの(生きた化石といわれる)メタセコイア。円錐状の高木がすっかり青葉になっていました。
池の縁のヤマボウシも白い花がいっぱい咲いていました。
池では、カイツブリが、浮いているかと思うと、急に潜って、少し離れたところで浮き上がります。体の割には大きなエビのようなものをくわえて上がってきました。
昨年の掻い掘り(かいぼり、池の泥をさらい、天日に干す)の失敗で、きれいな池だったのに、野草の種が入り込み、水草の葦のように成長して、吹き溜まりも汚れていますが、倒れた草や葦を好むバンが２羽来ていました。
嘴の根元と額板が赤いのですぐ目につきます。なお、オオバンは白く、いずれも、クイナの仲間。草の上を歩きやすいように進化して、長くて太い指です。
公園の外の蓮田では、蓮の葉が浮き上がってきていました。コウホネの葉も固まって浮いていましたが、黄色い花が咲き始めるのは、梅雨時で、もうすぐです。周りの田んぼも青田になりつつあります。
俳句：
立ち去るや 沼風に来る 鷭(ばん)のこゑ 及川貞
バンはクルルーとかキュックと鳴きます。
風吹くや 鳰(にほ)の浮巣の 定めなし 功雪(しらこばと) 鳰(にお、古語ではにほ)＝カイツブリ
今日の名言：
企業に勤めると、冷や飯を食わされる時もある。その時にグチをこぼしたり、腐ったりして、仕事をろくにしない人が多い。成功する人とは、この冷や飯を上手に食べた人であるといってよい。 川上 哲治(元プロ野球選手、監督、打撃の神様と称された)
