玄関先のピラカンサの花が咲いています。高木ですが、2m余でとめています。枝が暴れるので、ときどき、徒長枝を剪定しています。秋には、びっしりと、紅い実が成り、初冬には、渡って来たヒヨドリの餌になります。
ピラカンサあるいはピラカンサスと称されますが、和名では、トキワサンザシ(常磐山査子、西アジア原産)とヒマラヤトキワサンザシ(ヒマラヤ常磐山査子、別名、華山手毬、ヒマラヤ原産)とタチバナモドキ(橘擬き、中国原産)の総称だということです。
タチバナモドキは、橙色の実が成るので、区別が付きますが、トキワサンザシとヒマラヤトキワサンザシは、よく似ていて、同定は難しいです。後者は、より真っ赤な実だということで、とある公園の植込みのそれらしき木の実を採種してきて、この春、発芽しました。存命中に、結実を確認できることやら。(苦笑)
この木は、たぶん、トキワサンザシです。枝から出る花茎からこのように、ひとかたまりの散房花序ができて、ひとつの花の径は、8mmほどです。
俳句:
郭公(かっこう)や 一声鳴きて 姿なし 功雪(しらこばと)
今日の名言:
一度だけの人生だ。だから今この時だけを考えろ。過去は及ばず、未来は知れず。死んでからのことは宗教にまかせろ。 中村天風(公益財団法人天風会創始者、日本初のヨーガ行者)