ユスラウメの実が紅く染まり始めました。
3月中旬には花を掲載しましたが、バラ科サクラ属で、写真だけでは桜と見紛うほど。
実は、サクランボより小さく、径が12mmほどです。
味は、佐藤錦ほど甘くありませんが、初恋の味がします。
この木のそばでは、紫陽花の蕾が膨らんできました。真っ青と真っ白の2本の枝を頂戴して、挿し木から育てたもので、これは、これから真っ白に变化します。
右は南天の蕾です。朱い実がなります。
その蒔かぬ種が、鳥か風に運ばれて、家の周りのあちこちで芽生えては大きくなっています。
昨秋は、白実の南天が初めて結実したので、種を蒔いていたところ、芽が出ました。この白い実がなるまで、わが命が永らえるとは思わないけれど・・・
その横には、多肉植物のセダム「グリーンペット」。伸び放題だったので、春先に葉挿しをしたところ、これは、発根して、すぐに花が咲きました。
これは、まだ短くて元気だった頃の1枚。グランドカバーに適した植物だとのこと。
最後は、つい先日掲載したユキノシタの一輪。
ダイモンジソウと同じユキノシタ科ユキノシタ属特有の「大」の文字の形ですね。はねるところまで似ています。
俳句:
つゞきたる 雨の間に熟れ ゆすらうめ 五十嵐播水
ゆすらうめ 実のほろほろと 草の上 岩崎眉乃
頬張りき ゆすらうめの実 遠き日に 功雪(しらこばと)