陽気に誘われて

今日は、なんと20℃を超えて、五月上旬並み。その陽気に誘われたものの遠出はできず、午後から、いつもの安行までのドライブ。
目的の大規模な植木販売場の樹里安は、残念ながら定休日でした。
そこで、近くの斜面林を散策。出合ったのは、ご婦人ふたりだけ。
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梢の先には、上弦の月を過ぎた十日余の月
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この一帯は、大宮台地の南端ですが、斜面林の低地にはいつも絶えない湧き水。
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余談ながら、数千年前の縄文時代には、縄文海進(じょうもんかいしん)で、東京湾の水面はいまよりも5mほど高くて、栃木の渡良瀬遊水地あたりまで奥東京湾が広がっていたそうです。
その証拠に、貝塚が、埼玉の中央部にも100以上見つかっています。
東京の銀座? あそこは、当時は海底。(笑)
武蔵野の小高いところは、島々だったのかも。
 
地球温暖化が進んで、氷河や南極や北極の氷が溶けてしまったら、東京も海底都市?っていうことかも。
 
話を戻して、その湧水では、蛍や水芭蕉が育てられています。水芭蕉は、芽を出していました。
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その周りが、万葉植物苑ですが、小さな苑ながらも、地元の有志の手作りで支えられているようです。
白い立て札(和歌とその説明書き)の前には、万葉の歌とゆかりの植物が植えられています。
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名庭園にはこのところ行けませんが、斜面林にも春の気配が感じられた一日でした。
 
でも、明日の夕刻からは、冬に後戻りとの予報です。
 
今日の名言:
 
愛に雪、恋を白 一倉宏(コピーライター) JR東日本の車内広告 冬の旅
恋を何年、休んでますか。 眞木準(コピーライター) 伊勢丹のポスター
 
ずいぶん前に、見かけて、おもしろいと思って、メモをしていたものです。
 
コロナ禍が、一応、収束した暁には、溜まりたまった世界中の消費欲が爆発する? それを先取りしてか?、株価は騰がっていますね。