感染者数の急増 & 万葉植物苑の花 

一部の都府県への国の緊急事態宣言が発令され、その効果が表れるのは、10日ほど経ってからですが、とくにこの数日、感染者数が急増していますね。(-_-; ウーン
 
記録は、取り続けています。メディアなどでもグラフ表示がなされるようになりました。
 
悠長な”閑話”ではありませんが、休題ということで・・・ またまた、花の話でもいたします。
 
先日の斜面林を下ったところにある「万葉植物苑」の桜も満開でした。
紅普賢象(べにふげんぞう)」という牡丹桜です。
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この花には(ふつう)2本の雌しべがあり、先日の「一葉」と同じく、その雌しべが葉化しています。
一葉よりも少し長くて、先のほうがやや曲がっています。
これを象の鼻に見立てて、なお、普賢菩薩が乗る象として、この名がついています。
 
紅が付かない、花色がやや白っぽい「普賢象」は、新宿御苑にも、一葉と並んで、数本の大樹があります。
新宿御苑の「普賢象」
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白いアセビ(馬酔木、別名:アシビ、アセボ)の花房が垂れていました。
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カラタチの白い花も咲いていました。
”からたちの花が咲いたよ。白い白い花が咲いたよ。からたちのとげはいたいよ。青い青い針のとげだよ。”(北原白秋「からたちの花」の一節) 
可憐な花に似ず、驚くほど大きな棘がありました。
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今日の名言:
 
人と同じ人生? なんだいそりゃ? それじゃあ 君が生きる価値なんか無いじゃないか。 太宰治「日の出ずる明日」より