散歩で出会った花々

暑さを避けて、夕方、近くを散歩しました。
近所のお宅では、塀から飛び出して、カシワバアジサイが咲いていました。
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元の住所近くでは、立ち退きから免れた知人たちが育てられている、タチアオイの花が咲いていました。
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いましばらくが花期のタイリンキンシバイも咲いていました。
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その下では、マツバギクの花が広がっていました。すぐに、名前が思い出せなかったのですが、マツバギクですよね? 和服の模様にでもできそうな花でした。
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いつもの川沿いの緑道では、ザクロの花が、紅一点どころか、いっぱい咲いていました。
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川には、葦が茂っていました。かつては、オオヨシキリが”ギョギョシ ギョギョシ”と鳴いていたものですが、すぐそばを走る車が増えて、いまは近寄らなくなりました。葦の茎に隠れて、バンがいました。
 
今日の名言:
 
古くから欧州では、「6月に結婚する花嫁は幸せになれる」とされる言い伝えがあり、今そのジューンブライドの時季ですが、このご時世で、式を挙げられないカップルが多いようですね。でも、挙式よりも、心でしょう。ということで、この名言を掲載します。
 
「祝婚歌」 吉野 弘
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい

そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい