今日の散歩は、用水沿いの緑道にネムノキ(合歓木、別名:ネム、ネブ)の花が咲いているのを車の中から見ていたので、それを観て、撮影するのも目的でした。
川の方へ伸びている枝に、たくさん咲いていました。当地では、今どき、梅雨どきの花です。
望遠モードで撮ったくらいで、少し遠くて、きれいには撮れませんでしたので、いつか、埼玉・草加市・そうか園で撮ったネムノキの花と蕾を掲載します。
芭蕉は、「おくのほそ道」の途次、象潟(きさかた)(現在、秋田・にかほ市)にて、”松島は笑ふが如く、象潟はうらむが如し”と記して、この花を、絶世の美女、西施にたとえて、下記の句を詠んでいます。
象潟は、残念ながら、芭蕉が訪ねてから100年余ののちの象潟地震で海底が隆起し、陸地化したそうです。隆起することもあるのですから、原子力発電絶対反対!です。
おくのほそ道では、いまだ訪れていない地で、行ってみたいと思っていますが・・・
俳句:
象潟や 雨に西施が ねぶの花 松尾芭蕉
今日の名言:
古人の跡を求めず、古人の求めしところを求めよ。 松尾芭蕉(俳諧師)