カクテルに続いて、ふたつ目、みっつ目のバラが咲きました。
ふたつ目のバラは、青い色というよりも、青みがかった紫のバラです。
いまは、遺伝子操作をした青いバラが作出されていますが、自然界では、バラは青の遺伝子をもたなくて、この品種が、青い色にもっとも近いバラです。
その名も「ブルームーン」。
妻が、母の日に「自分へのプレゼントよ」と求めてきた切り花を挿し木してあげて、いつしか、まもなく四半世紀。香りだけでなく、思い入れも強いバラです。
”バラが咲いた”♪といえば、この人、マイク眞木さんですね。
みっつ目のバラは、千葉・習志野市の谷津干潟でのバードウオッチングを終えて、対岸の谷津バラ園で求めた「光彩」です。
このバラ園とゆかりの深い京成バラ園芸で作出されて、日本初の全米大賞を受賞した品種です。
花弁の表は紅、裏には黄色がのる、まさに光彩を放つすてきなバラです。
彩の国の”彩”が付いていて、艶やかだったので求めたことでした。
俳句:
バラ挿して 眠る家族に 嗅(か)がせたり 秋元不死男
今日の名言:
五月の朝の新緑と薫風は私の生活を貴族にする。 萩原朔太郎「月に吠える」より