新型コロナウイルス

当地は、日中、5℃を下回っていました。雪の予報は消えて、明日、雪か雨になりそうです。
そんな中、スイセンの芽が伸びてきています。野辺のニホンズイセンは、12月から咲いていますが、これは、ミニの園芸品種のティタティタ(or テータテート)です。
今日もいろいろ - 続き_e0413146_14511539.jpg
藁覆いは、ほんの気持ちだけながら、お正月の注連縄をほぐして切ったもので~す。(苦笑)
 
中国・武漢市(市といっても、人口1100万人)で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の猛威が止まりませんね。
27日、朝現在、患者数は中国でおよそ2750人、日本も含む外国がおよそ50人だそうですが、もっと増えそうなニュースもちらほら。早期に収束しますように。
なにゆえ、ウイルスにコロナが付いているのかというと、ウイルス粒子の表面の突起が太陽のコロナのような外観だからだそうです。
 
日本は、株式相場の方が、新型コロナウイルスの感染を受けて、ずいぶん、下げましたね。経済までが、入院するほどになるのか?? 金の亡者の右往左往なり。(笑)
 
ついひと月前まで、あらたまの年に期待し、祈願したものなれど、世の動きとは、かくのごときものなり。
 
ところで、ウイルスといえば、コンピュータのウイルス対策も怠りなく!
 
今日の名言:
 
非風非幡(ひふうひばん) 仁者心動 (無門関) 朝日カルチャー「禅語教室」より
読み: 風に非ず 幡(=旗)に非ず 仁者が心動く

二人の僧が議論を始めた。一人の僧は「幡が動く」という。もう一人の僧は「風が動く」という。
二人の主張は対立して互いにゆずらず言い合って折り合いは着きそうにもなかった。
我々凡人には聞くのも阿呆くさい議論にも聞こえる。
常識的には「風が吹くから幡が動くのだ」という物理現象としてしか見えないのだが、そんなことは当然この二人の僧が知らないはずはないからややこしい。
こんな二人のやり取りを見ていた六祖慧能は二人に割って入り「風動くに非ず、幡動くに非ず、仁者(あなたがた)の心が動いているのだ」と。
風が動くのでもない、幡が動くのでもない。あなた方お二人さんは目の前の現象に心を奪われているだけなのだ。外の対象に心を動かすのでなく、それに動かされている自分の心をしっかり侍することを叱ったのかもしれない。
二人の僧は、まさに幡だ、風だ、動くの、動かないのなどの相対的観念をズバッと断ち切られて悚然(びっくり)としたことである。
だが六祖の言う「」とは自己がそのまま天地宇宙一枚になった心境から発する絶対的」であり、森羅万象すべてがわが心の動きであり、風と一体、幡と一体の心境なのだ。だから、またどんな現象であっても、さらに「心動くに非ず」の心不動であることを求めたのである。