初雪?と椿

NHK NEWS WEBによると、”関東甲信で雪”とのこと。都区内では霙(みぞれ)が降ったとか。
当地は、9~11時ごろ、細雪(ささめゆき)ともいえないほど、天からなにやら白いものが降り、気温1℃ほどでした。これでは初雪とはいえないかも?
数日前まで、暖冬で、スキー場に雪がないとニュースで見ましたが、ほどほどに降ってほしいものですね。
 
庭の椿は、地植えで高さが4mほどにもなって、たくさんの蕾がつき、かなり開花しています。
椿の花は、開花しても、雨・風で、花弁にどうしても傷がつきます。そこで、5本ほど蕾のある枝を伐り花瓶に挿していますが、居間はいつも暖かいので、すぐに開いたところで撮りました。
 
春曙紅(しゅんしょっこう)
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俳句:
 
笠へぽつとり椿だった 種田山頭火
ひとつ咲く 酒中花は わが恋椿 石田波郷 「酒中花」:椿の一品種
 
今日の名言:
 
欲深き人の心と降る雪は、積もるにつれて道を失う。 高橋泥舟
高橋泥舟(でいしゅう): 勝海舟、山岡鉄舟(泥舟の義弟)とともに、江戸末期の”三舟”と称された。槍術において、神業に達したと評された。一橋慶喜(徳川慶喜)に随行して上京。従五位下伊勢守を叙任された。新政府への任官の誘いにきた者に「総理大臣ならひきうけてもいいが」と相手が驚くような言葉で断ったという。以上、ウィキペディアより
 
以下は、個人的な覚書です。
明治12年、ソメイヨシノ(桜)を広めた染井村(現東京都豊島区)の植木業の伊藤小右衛門という方が江戸椿を集めて約200種の「椿花集」を出版。明治の中頃、染井村の伊藤家から埼玉県川口市安行の皆川家に椿が200種移植。この「春曙紅」は、昭和の初め、皆川家の「椿花集」に追加掲載された由。山本善美氏の「椿の覚書」ほか参照