”円月橋”のあとは、”白糸の滝”は工事中だったので、”愛宕坂”へ回りました。京都の愛宕山の坂を模したものだそうです。現在は、通行禁止ですが、47段もの急な坂。
”藤棚”のあたりから、”大泉水(池)”へ向かいましたが、冬の風物詩でもありますが、松には菰が巻かれていました。
ゴッホも模倣したという浮世絵風に?(笑)、大きな樹の幹を入れて、紅葉を逆光で映しこんでみました。
書院があった”内庭”へ・・・ ”唐門”が復元中でした。完成図(写真)が掲示されていましたので、それを、パチリ。
睡蓮の池にも、紅葉が映り込んでいましたが、隣の東京ドームの白い屋根や、付近の高いビルが映り込んでいて、絵にならず・・・
中島に架かる橋と紅葉です。
”木曽川”・”寝覚滝”へは回らずに、再び、大泉水へ・・・ 古代中国では、東の海上には仙人が住むという”蓬莱(ほうらい)島”または蓬莱山があったという伝説があり、日本の旧庭園でも、蓬莱島(中島)が配置されていますが、ここもすばらしい中島です。
岸辺には、数羽のマガモ(青首アヒルかも)がいました。かつては、オシドリも渡ってきていましたが、野鳥撮影がご趣味の方に伺ったところ、いまは、「新宿御苑」には、たくさんいるとのこと。
岸辺の、”一つ松”では、イベントのひとつとして、雪吊りの作業の様子を見せてくれていました。
目の前の雪吊りをよく観ると、このように、藁縄ではなくて、畳の表に使われる丈夫な藺草(イグサ)を撚ったものでした。結び方はわかりましたが、真似はできませ~ん。(苦笑)
出入り口の近くで、万両が紅い実をつけていました。奥には、赤と黄の千両もありました。
あまり、目にすることのない百両(カラタチバナ)も・・・
お食事処の「涵徳亭」の蹲(つくばい)にも、モミジの葉が・・・
中国・京都・今回パスした静岡(白糸の滝)と木曽路・仙境の蓬莱島まで、12時から14時までの2時間で、漫遊をしたのでしたとさ。(笑)
このあと、クリスマスカードとカレンダーを求めに、銀座の伊東屋に行くつもりでいましたが、少々、高低差のある旅路で、足が痛くなり、それはまたにして、帰途につきました。