仲秋の公園

昨日は風が強かったので、秋分の日(お彼岸の中日)から1日遅れで、お墓参りに行きました。そして、すぐ近くの、いつものS公園を散歩してきました。
 
池のほとりのヒガンバナは、少しだけ咲いていましたが、ほとんど、まだ蕾でした。今年は、例年よりも遅いようです。
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ウィークデイで曇天で、人影はまばらでした。
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木々は、台風の強風で、枝が、しなったり、折れたり、葉っぱは、紅葉の前に、いっぱい散っていました。手前の木は、丸い葉の黄葉がきれいなカツラですが、これも、かなり散っていました。
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集めて、撮った桜の葉。照りがいまいちでした。
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落果していたドングリです。これは、クヌギの実。ほかに、コナラの実も落ちていました。
クヌギの実は、丸くて大きくて、径が2cm以上。これは、1年半かけて大きくなり、そして落果します。今年の春に受粉してできた弟分と、去年受粉してできた兄貴分がしばらく同居していたというわけ。年子の弟分は、まだ、樹の上です。(笑)
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これは、高木のラクウショウ(落羽松)の実です。
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あえなく、風で落ちていたのを拾い集めました。クヌギの実の倍ほどの団子のような実です。
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こんな実も見つけました。コブシ(辛夷)です。この拳(こぶし)のような形が、名前の由来とのこと。
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この季節、艶やかな花はなく、地味~な写真となりました。曇り空で涼しい中の1時間半の散歩でした。
 
そうそう、早くも、鴨が渡来していました。遠くて、いい写真は撮れませんでしたが、見かけたのは、コガモ(小鴨)の子鴨、つまり、若鳥のようでした。(笑)
でもよく、この体で、海を渡ってくるものだと感心。
 
俳句:
 
木の実落つ 音に心を 向けにけり 星野立子
 
国境(くにざかひ) いくつ越えしか 鴨来る 功雪(しらこばと)
 
今日の名言:
 
毎日掃いても落葉がたまる。これが取りもなおさず人生である。 田山花袋(小説家)